1998.8.1
電子写真学会は、すでに学会誌、総会案内でお知らせ申し上げましたように1998年7月14日、アルカディア市ヶ谷にて開催された第41回定時総会にて、学会改名が提案され、新学会名を日本画像学会とすることが承認されました。
新しい学会名:
日本画像学会
The Imaging Society of Japan
(愛称ISJ)
これを機会に最近の学会活動について、ご報告申し上げます。
●新役員
会員の皆様による選挙の結果、理事28名および監事2名が信任され、総会にて承認されました。そして、2年間の任期で活動が開始されました。
●会 長
定時総会の後開催された理事会におきまして当学会会長に高橋恭介東海大学教授が互選され就任いたしました。
●各委員会活動
7月27日に開催された第2回理事会にて、以下の委員長が任命され委員会活動が開始されました。
・技術委員長 横山正明(大阪大) ・編集委員長 星野担之(日本工業大)
・財務委員長 村山徹郎(三菱化学) ・庶務委員長 北村孝司(千葉大)
・コンファレンス委員長 木村正利(富士通)・事業委員長 菅 通久(日本電気)
・企画委員長 半那純一(東工大) ・学術交流委員長 中山喜萬(大阪府大)
・選奨委員長 竹内 学(茨城大) ・関西支部長 高島祐二(松下電器)
●新しい技術領域
従来からの電子写真とNIP技術の2本柱に加えて、リライタブル/リユーザブルなイメージング技術、いわゆるディジタルペーパーとも呼ばれるエレクトリックイメージング技術を3本目の柱に打ち立て、その交換の場を提供したいと考えております。具体的には、従来の技術領域に次の新しい技術項目を加え学会活動を進める予定です。
1)エレクトロニックイメージング
a)書換え可能なイメージングシート
静止画の書換えが可能な記録あるいは表示を行うペーパーライクなシート。反射型表示で、画像の保存にエネルギーを必要としない特徴を持つ。具体的には、リライタブルペーパーのように記録、消去が可能な薄膜と反射型液晶表示やデジタルペーパーのように電圧印加により記録、消去が可能なデバイスが対象となる。これらのイメージング技術確立のために基礎プロセスや材料の研究を進める。
b)高度画像処理技術と画像評価
良い画像とはなにか,それを作るための画像処理技術の向上を進める。そして、その基盤技術としての画像評価技術の確立をめざす。画像評価では物理特性および官能評価の両方にわたって議論を進める。そして、人間にとって良い画像,好ましい画像美しい画像とは何かを追及し,それを実現するための画像処理と高速化技術を育てる。
c)新しいイメージング材料と画像支持体
電子写真感光体材料が有機ELに使用されるように,材料の性質をさらに高度化することにより様々な技術に利用する。電気,光,熱などに応答する新しいイメージング材料を開拓する。さらに、紙などの画像支持体の研究を進め、画像表現の自由度を増加させる。
2)電子写真、NIP技術の充実拡大
a)高度ハードコピー技術
・ショートランカラー印刷の分野・写真レベルの豊かな階調表現
b)ペーパーファイル
電子メディアと紙メディアとのリンクなどの周辺技術について検討する。
c)自然保護,環境にやさしい材料とプロセス
d)標準化
●学会誌
学会誌名の変更と新しい表紙デザインを検討中です。学会誌名は日本画像学会誌となりますが、あの赤レンガ色をどこかに残すことや論文内容を反映したサブタイトルについて議論しています。そして、なによりも論文の対象を広げ、投稿論文数の増加を期待しています。
●学会事務
残念なことに長年勤務いただいた事務局員中藪立久代さんが7月9日に急逝しました。会員サービスはもとより年次大会、研究会、講習会などの催しが順調に進み、学会の活動が自由に活発に行われてきたのは長年にわたる彼女の献身的な努力のおかげだと思います。ご冥福をお祈りいたします。現在、事務局ではアルバイトにて会員サービスを行っておりますが、事務局員の病気療養中を含め十分に対応できないことがあり、皆様にはご迷惑をお掛けいたしております。今後、学会改名を機に事務局体制を強化刷新し、一層の会員サービスに努める所存でございます。
●ホームページ
会員の皆様には、学会誌、ダイレクトメールなどの紙メディアで直接に情報をお送りいたしております。さらに、最新の情報を提供するため学会ホームページも開設しています。是非、アクセスしてください。
URLが変更になります。しばらくはSEPJのHome Pageから
アクセスできますが、早いうちにBookmarkを変更下さい。
New アドレス:
http://www.mls.eng.osaka-u.ac.jp/isj/
以 上
日本画像学会理事会