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2019年度 第5回 日本画像学会技術研究会(通算第145回)

電子写真技術研究会
『電子写真技術の挑戦』
- デジタル化、カラー化の次の進化は自分たちが決める -

  オフィス業務の効率化を目指して発明された電子写真技術を取り巻く環境が大きく変化しています。デジタルネイティブ世代が社会で活躍し始めることにより、オフィスでのワークスタイルが今後も継続的に変わっていくことが予想されます。また一方で、デジタルデータが隅々まで流通することに伴い、出版・印刷におけるデジタル化が加速しています。様々な物理現象のすり合わせを行い進化してきた電子写真が今後どのような方向に向かうのか、または新たな産業分野を切り開くために、どの様な方向に向かうべきかを所属組織の壁を超えて、若手技術者の皆さんとともに大いに議論していきたいと思います。

- 新企画:「ワールド・カフェ」を開催! -

  今回の研究会では3件の全体講演に続いて、参加者全員によるワールド・カフェを開催します。
ワールド・カフェとは、カフェでくつろいでいるようなリラックスした雰囲気で開く会議のことで、メンバーの組み合わせを変えながら、4〜5人単位の小グループで話し合いを続け、あたかも参加者全員で話し合っているような一体感を持った対話を実現します。
今回は、研究会に参加の皆様と、ワールド・カフェのスタイルで、これからの電子写真についての対話を深めたいと思い、企画いたしました。日頃、職場で抱えておられる将来への不安や行き詰まり感を、同じ技術領域に関わるより多くの技術者と対話することで、今まで思いもよらなかった創造的なアイデアに遭遇し、全体として電子写真技術の可能性を拡げる機会となれば幸いです。 ご賛同される方、興味を持たれた方は、是非ご参加ください(大勢の方との交流の機会となりますので、名刺をお忘れなく)

電子写真技術部会では、この機会を一過性のものとせず、SNS上で継続的に対話ができる場としてFacebookグループ「電子写真倶楽部」を開設し、ワールド・カフェ以降もこれからの電子写真技術についての議論と交流を続けます。こちらもご興味あればご参加ください。

グループ参加メンバーのみグループ内の投稿を見ることができる「プライベート・グループ」です。Facebookのアカウントを各自で取得して、「参加する」に進んでください。
[電子写真倶楽部]
■ 開催日時:2020年1月31日(金) 9:40 〜17:15 (受付開始時間 9:10)
■ 場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター(センター棟310室) 東京都渋谷区代々木神園町3-1 Tel: 03-3469-2525
小田急線 参宮橋駅 下車  徒歩7分(正門まで)
地下鉄千代田線 代々木公園駅下車(代々木公園方面4番出口) 徒歩10分(正門まで)
■ 参加費: 会員 7,000円、非会員 10,000円、学生 2,000円(予稿集代金を含みます)
1コイン情報交換会 500円(別料金・現地でお支払いください)
正会員、維持会員、協賛学会会員の方は必ず会員証を持参の上、受付に提示ねがいます。
参加費は当日会場でのお支払い、または、請求書での後日支払いも可能です。
webでの参加登録時にご選択ください。請求書は当日お渡しします
事前支払い、クレジットカード支払いは受け付けておりませんのでご了解下さい。
*会員:日本画像学会,協賛学会(日本印刷学会,日本写真学会,画像電子学会)
■参加申込:下記の日本画像学会技術研究会の参加申し込みサイトから事前に申し込みをお願致します。
また、QRコードからも申し込み可能です。
https://questant.jp/q/PST1VVK3_145th_TEC
   


当日は参加証(参加申し込み登録完了通知)をご自身で印刷し、受付に提示ください。
プログラム
  時間題目 講演者所属
    −電子写真技術のトレンドを知る−
 1 09:40-10:202019年の電子写真技術を振り返る  服部好弘コニカミノルタ(株)
 2 10:20-11:00Society5.0実現に貢献するVCSEL技術  小嶋友暁富士ゼロックス(株)
11:00-11:10休憩 (兼オーサーズインタビュー)
 3 11:10-11:50情報機器開発から社会課題の解決に挑戦する 森本浩史コニカミノルタ(株)
 4 11:50-12:20ワールド・カフェの進め方 大川陽介(株)ローンディール
12:20-13:40昼食 (12:20-12:30 オーサーズインタビュー)     
    −電子写真技術の将来を考える−
 5 13:40-17:00ワールド・カフェ 「これからの電子写真」  参加者全員   
 6 17:00-17:15まとめ  米山博人富士ゼロックス(株)
  18:00-19:301コイン情報交換会 別料金\500 (国際交流棟2F)               
<プログラム等の変更に備え、最新の情報をご確認ください>




Abstract
  題 目 氏 名 所 属・役 職 アブストラクト
1
2019年の電子写真技術を振り返る
服部 好弘
コニカミノルタ(株)
情報機器開発本部 EP画像技術開発センター
  2019年の電子写真をとりまく技術動向、業界動向、新製品情報をまとめておさらいし、電子写真技術が今日現在どこまで到達したのかを共有いたします。
オフィスでの働き方改革、労働生産性の向上が叫ばれる中、MFP、プロダクションプリンター製品群も、単にプリント速度や画質を競うのではなく、いかに社会が求める価値の提供に繋げられるか、という観点での技術開発に注力ポイントが移行されつつあります。使いこなされてきたエンジン技術の完成度の高さを背景として、応用展開的な用途、提供価値の拡大の中に、各社のこだわりが見えてきます。
注目される新興国の市場動向、先進国のペーパーレス化の動向、プロダクション分野での更なる領域拡大についても言及しつつ、電子写真技術の今後への期待、進化の可能性について述べたいと思います。
2
Society5.0実現に貢献するVCSEL技術
小嶋 友暁
富士ゼロックス(株)
デバイス開発本部 イメージング開発部
  富士ゼロックスはプリンターの光源として使用するVCSEL(面発光レーザ)の技術開発に成功し、2000年代初頭に世界で初めてVCSELを搭載したプリンターを発売した。これにより、電子写真の速度および解像度の向上を実現し、VCSELはプロダクションプリンター分野で、現在も重要な技術となっている。
一方、通信市場ではVCSELによる光通信が実用化され、富士ゼロックスも通信市場への展開を進めている。近年、VCSELは光通信のみならず、LiDARや顔認証などの3Dセンシングや、医療向けセンシングの光源としても期待されている。
本講演では、VCSEL技術を、電子写真以外の用途に展開する富士ゼロックスの取り組みを紹介する。
3
情報機器開発から社会課題の解決に挑戦
森本 浩史
コニカミノルタ(株)
情報機器開発本部 開発イノベーションセンター
  コニカミノルタの基盤事業である情報機器事業の電子写真技術者として多くの情報機器の製品を市場に提供してきました。
近年、オフィスにおいても、働き方の多様化により情報機器を取り巻く環境が変化してます。機器売りだけでなく、顧客の潜在的な課題解決が重要となっています。
本講演では、基盤事業を担当してきた電子写真技術者が、顧客の潜在的な課題から社会課題の解決に取り組んでいる事例を紹介します。業界の外に出ることで得られた気付き、進めるためのマインドや進め方を共有させて頂き、既存事業においても新たな価値を提供できる可能性をお話します。



■主催:一般社団法人 日本画像学会
〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5 東京工芸大学内
Tel:03-3373-9576, Fax:03-3372-4414
http//www.isj-imagingorg/isj.html
■協賛:日本印刷学会、画像電子学会、日本写真学会
■企画,運営:日本画像学会 技術委員会 電子写真技術部会



 【ワールドカフェに関するFAQ】
Q1:ワールドカフェとは何ですか、どういうことをやるのですか。
A1:考案者の「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」という考えに基づいた話し合いの手法です。参加者を4〜5人単位の小グループに分け、メンバーの組み合わせを変えながら、話し合いを続けることにより、あたかも参加者全員が話し合っているような効果が得られます。
Q2:どのようなテーマについて話し合われますか。
A2:電子写真技術(製品やサービスを含む)がこれからどんな方向に進んでいけるのか、を軸としてグループごとにいくつかのテーマを用意します。例えば、紙以外への用途の拡大や環境への貢献、他の技術との融合、発展を阻害するボトルネックの深堀など(一例です)。時間を区切ってグループ替えを行いますので、複数のテーマについて、前のグループで話された内容を受けて別のメンバー構成で議論を継続させていきます。
Q3:参加対象者は誰ですか。年齢層や専門領域(電子写真以外でも?)に制限はありますか。
A3:ワールドカフェの趣旨に賛同していただければ、原則参加対象者に制限は設けておりません。「近頃の若い者に喝をいれてやろう」とか「他社の技術思想を盗んでやろう」とか「電子写真を批判してやろう」、「日頃会社で言えない不満をぶちまけてやろう」と考えておられるのでしたら、参加はご遠慮ください。あくまで、「電子写真と関わりのある”自分”が抱える”何か”ため」に参加していただくことをお勧めします。
Q4:講演会だけ、あるいはワールドカフェだけの参加は可能ですか。
A4:可能です(参加費は変わりません)。できればお申込み時にその旨お書き添えください。
Q5:内部情報を話してしまった場合、機密は保持されますか。
A5:主催者として保証はしかねます。「カフェのように気軽な」雰囲気を維持するため、お互い、機密事項をほじくるような行為は控えましょう。
Q6:新人のソフト技術者で、電子写真のことは何も知らないのですが、大丈夫ですか。
A6:大丈夫です。およそコピー機を使ったことのない人はいらっしゃらないと思いますので、ユーザーとしての接点はある、という設定で話合いに参加していただくのはどうでしょうか。
Q7:引退した元ベテラン技術者ですが、大丈夫ですか。
A7:上記A3の趣旨にご賛同いただいていれば大丈夫です。「カフェのような気軽さ」と「飲み屋のような気軽さ」は若干ニュアンスが違いますのでご配慮お願いいたします。
Q8:ワールドカフェの結果は共有してもらえますか。
A8:ワールドカフェで出たアウトプットは、即日Facebookグループ「電子写真倶楽部」にアップロードし、皆様と継続した議論ができるようにいたします。
Q9:ドレスコードは?
A9:カジュアルでお越しください。

国立オリンピック記念青少年総合センター案内図

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