技 術 講 習 会 案 内

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第59回日本画像学会技術講習会

−高画質化するイメージング技術の基礎と最新動向−


 
開催趣旨
 日本画像学会では、電子写真を始めとする各種ノンインパクトプリンティング技術、及びそれに関連する分野の、技術者・研究者を対象とした技術講習会を毎年開催し、好評を博しております。本講習会は、画像技術の基礎の理解を深め、最新動向、将来展望に間する知見を得ることを目的としております。
1日目に「画像関連技術一般」に関する講習と、初めての試みとしてシミュレーション実演講習を平行して行います。2日目は「電子写真の基礎」と「インクジェット、及び新規技術」の講習を並行して行います。また、計測機器について最新の情報を得ることのできる展示会も開催します。各技術の基礎から最新のトピックスまでを習得できるように、分かり易く講義して頂きます。若手技術者の研修や、ベテラン技術者の関連技術の理解、整理等にお役立て下さい。


日 時 : 平成17年7月14日(木)、 15日(金)
場 所コクヨホール 2階  
     〒108-0075 東京都港区港南1-8-35
     (JR品川駅 港南口より 徒歩1分)
対 象: 複写機・プリンタ・その他イメージング関連分野従事の技術者・研究者 
参加費:会 員  24,000円 (維持会員団体所属者・協賛学会員 を含む)
     学 生   3,000円     
     非会員  35,000円
   
(申し込み時に日本画像学会に入会すれば会員参加費で参加できます)
   
(参加費にはテキスト代、及びプレゼン資料等の入ったCD−R代を含みます)

     注:維持会員団体所属の方は、1口2名(先着順)までが正会員扱いです。

定 員 : 250名 (予約枠) 定員になり次第締め切らせて頂きます。

     
※初日のシミュレーション実演講習は先着20名限定となります。

申込方法
 
申し込み用紙(pdf file, excel file)に必要事項を記入してファックスで学会事務局
 へお送り下さい。
 受付確認のファックスを返信した後、請求書、郵便振替用紙、参加証を郵送で
 お送りします。参加費は、なるべく郵便振替でお支払い下さい。間に合わない
 場合は当日の現金払いでも結構です。

 キャンセル:キャンセルは前日までです。Faxで事務局までお知らせ下さい。
  振込み日が講習会間際の方は、振込み書の控えをご持参下さい。

申込み送付先 :
日本画像学会事務局 講習会係
     〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5 東京工芸大学内
      Tel: 03-3373-9576
      Fax: 03-3372-4414


主 催日本画像学会
協 賛
(依頼中): 高分子学会,日本化学会,日本印刷学会,
    日本写真学会,画像電子学会
企 画 ・運 営: 日本画像学会第59回技術講習会実行委員会
   委員長 藤井 章照(三菱化学)
   委 員 山崎 弘(コニカミノルタビジネステクノロジーズ),
       原田 正明(富士ゼッロクス), 笠井 利博(東芝テック), 
       半那 純一(東工大), 水野 恒雄(富士通),吉永 和夫(キヤノン),
       中里 保史(リコー), 吉澤 孝一(セイコーエプソン),
       大西 俊和(王子製紙), 萬道 律雄(王子製紙)
   事業委員長 深瀬 康司(富士ゼロックス)
 
   ※シミュレーション講習は、日本画像学会技術委員会第10部会との共同開催
    となります。
 



 

日本画像学会第59回技術講習会プログラム

−高画質化するイメージング技術の基礎と最新動向−

第1日目 [7月14日(木)] 受付 9:00より
第1会場(コクヨホール) <画像関連技術一般講習>

 時 間 

題  目 

 講  師 

    内   容    
 9:30-10:30 デジタルイメージング技術総論 千葉大学
 北村 孝司
ハードコピーから電子ペーパーまでのデジタルイメージング技術全体を説明し、今後の展望を述べる。
10:35-11:35 視覚特性と色彩工学の基礎 横浜国立大学
 岡嶋 克典
人の視覚特性を考慮した機器設計や画像評価を行うための、視覚特性と色彩工学の基礎について解説する。
11:40-12:15 計測機器プレゼンテーション 展示会社 展示会出展会社による各種計測機器の技術紹介を行う。
13:15-14:15 インクジェットプリンタの高画質化カラー画像処理技術 キヤノン(株)
 蒔田 剛
バブルジェットプリンタの高画質化には、プロセスの進歩に加えて、画像処理による高画質化の寄与が大きく、画像処理部の高画質化設計が非常に重要である。そこで人間の視覚特性を紹介し、高画質化に起因するデジタルハーフトーニング技術、カラーマネージメント技術を最新製品事例を参照しながら紹介する。
14:20-15:20 電子写真プロセスの制御技術(高画質カラー画像の維持) 富士ゼロックス(株)
 山田 邦夫
主としてフルカラー電子写真プロセスの制御について、その必要性、基本技術、制御方式と性能/性格、高性能化、低コスト化、今後の動向を中心に解説する。
15:25-16:25 出力技術大競争時代の到来と電子写真の生き残り策 コニカミノルタビジネスソリューションズ(株)
 亀井 雅彦
コンテンツがデジタル化することによって、出力技術は大競争時代を迎えた。かつて相互の参入障壁となっていた業界差、性能差、コスト差等は、全て蒸留され、顧客が自由に選択できる時代が来つつある。電子写真は生き残るためには?
16:30-17:30 画像製品による環境経営への取り組み (株)リコー
 原田・忠克
リコーの環境経営の取り組みとして、画像製品で実践している内容をLCAなどの事例を交えて紹介する。
 

第1日目 [7月14日(木)] 
第3会場(3Fセミナー室) <シミュレーション講習>

 時 間 

題  目 

 講  師 

    内   容    
13:30- イントロダクション 早稲田大学
 川本 広行

<表計算ソフト(エクセル)を用いたシミュレーションの実習>

参加者全員が、表計算ソフト(エクセル)を用いて、簡単な電界や熱伝導を計算する技術を、実習を通して身に付ける。

(エクセルの入ったノートPCの持参必要)
  定員: 先着20名

13:30-14:00 ポアソン方程式、熱伝導方程式の物理的な意味 (株)リコー
 門永 雅史
14:10-15:40 表計算ソフトを用いた電界計算(定常問題) キヤノン(株)
 仲野 正雄
15:50-17:20 表計算ソフトを用いた熱伝導計算(非定常問題) 富士ゼロックス(株)
 伊藤 朋之


1日目午後は第1会場と第3会場に別れて講演が行われます。


    
2日目は第1会場と第2会場に別れて講演が行われます。

第2日目 [7月15日(金)] 
第1会場 (コクヨホール) <電子写真関連講習>

 時 間 

題  目

 講  師 

    内   容    
 9:00-10:00 OPC感光体の基礎と技術動向 (株)リコー
 島田 知幸
電子写真用OPC感光体の一般的な材料と特性、および設計指針について概説し、加えて最近の技術動向を紹介する。
10:05-11:05 電子写真現像剤の基礎と最新技術 富士ゼロックス(株)
 高木 正博
電子写真プロセスの高画質化において現像剤設計に求められる諸機能、および技術課題対応事例について解説する。 
11:10-12:10 トナー粒子現像挙動の計測・解析方法と実例紹介 キヤノン(株)
 平林 純
現像プロセスにおいて、トナー粒子の動き・挙動を計測する方法およびその実例について示す。実験・解析をする際のコツ(あるいは気にしなくて良いこと)などを解説し、各種の実例について観察動画や解析結果などを具体的に紹介する。
13:15-14:15 電子写真プロセスにおける計測技術 リコープリンティングシステムズ(株)
 島田 昭
電子写真プロセスに関わる各種計測技術について紹介する。
14:20-15:20 転写部観察・シミュレーションと転写の基礎 (株)リコー
 高橋 朋子
転写部での画像劣化の解析例(実験、シミュレーション)とともに、転写の基本的な考え方を示す。
15:25-16:25 LEDプリントヘッド (株)沖デジタルイメージング
 中村 幸夫
LEDプリントヘッドのキー技術であるLEDデバイス・駆動・光学の各技術について報告する。
16:30-17:30 定着の基本と最新技術動向 富士ゼロックス(株)
 上原 康博
定着の基本である定着メカニズムを解説するとともに、最新の定着技術動向(省エネ定着・IH定着・写真画質定着)を紹介する。

第2日目 [7月15日(金)] 
第2会場(多目的ホール)
 <インクジェット及び新規技術関連講習>

 時 間 

題  目

 講  師 

    内   容    
9:00-10:00 インクジェット最新技術動向 キヤノン(株)
 中島 一浩
インクジェット技術は急速な進歩を遂げ、今や銀塩写真に劣らない高画質を手軽にプリントできるようになった。この進歩を支えてきたヘッド技術、インク技術、用紙技術、インク供給系技術などの各方式の特徴と方向性などについて解説する。
10:05-11:05 産業用インクジェット技術 東芝テック(株)
 田沼 千秋
産業用途のピエゾ方式インクジェットの基本技術、特徴と最新技術を解説する。
11:10-12:10 サーマルプリントヘッドの基礎技術と高速モデルの開発動向 京セラ(株)
 加藤 大策
サーマルプリントヘッドの特徴と使用例を紹介し、各種開発動向の中から高速印字に関する最新技術を中心に解説する。
13:15-14:15 マイクロカプセル顔料における色制御 花王(株)
 堤 武弘
マイクロカプセル顔料の特徴とインクジェット色材として用いた場合の機能について解説する。
14:20-15:20 写真品質のインクジェットメディア技術 コニカミノルタフォトイメージング(株)
 須田 美彦
画質、耐久性、使いやすさを兼ね備えたインクジェットプリントに必要なメディア技術について解説する。
15:25-16:25 フレキシブルフィルム液晶ディスプレイ NHK
 藤掛 英夫
次世代ディスプレイ技術として、フレキシブルフィルム液晶ディスプレイと、その作製技術を紹介する。
16:30-17:30 液体トナー電子写真技術の基礎と最新動向 (株)東芝
 細矢 雅弘
液体トナー電子写真の基礎とカラー化の動向を乾式技術と比較しつつ詳述する。また、微粒子液体トナーによる高解像度化や、デジタルファブリケーションへの応用など、新たな展開の可能性について実験と理論の両面から議論する。