日本画像学会(top)]  >>  [研究討論会]  >>  ICJ 2013(Technical Program)
  日本画像学会年次大会(第111回)
Imaging Conference JAPAN 2013
The Annual Conference of the Imaging Society of Japan
June12(Wed.) - 14(Fri.), 2013
Tokyo Institute of Technology, Yokohama, Japan
プログラム  ( Technical Program )

[プログラム/Program (PDF:1.59MB) ]
The last program was uploaded at 6/1(Ver3.4)
特別企画(Spetial Events) 


◆キーノートスピーチ ( Keynote Speech )
K-1ドキュメントの新たな価値提供
 大西 康昭 (富士ゼロックス株式会社)
 New Value Creation through Document
 Yasuaki Onishi (Fuji Xerox Co., Ltd.)
  
[概要] ドキュメントは人間が有効に活用することで初めて大きな価値が引き出される。ドキュメントが生まれてからずっと、ドキュメントとそれを利用する人間はその役割を拡大しながら価値の提供を拡大してきた。その拡大は有限ではなく、ドキュメントの構造やドキュメントに対する操作に新しい観点を設けることで、さらに新しい価値提供が行える.
ここでは、そのような新たな観点と、そこに新しい技術を適用することで現在進行中、あるいは将来現れるであろう新たなドキュメントの価値提供についての解説を行う.
  
K-2デジタルプリント技術の将来課題(PODの進展に向けて)
 宮本 泰夫 (株式会社バリューマシーンインターナショナル) 
  The Future Subject of Digital Print Technology for Turning to Progress of POD
 Yasuo Miyamoto (Value Machine International Inc.)
  
[概要] フルカラー印刷を実現するデジタルプリント(POD)技術が普及して20年が経過した。この間、出力品質はオフセット印刷クラスとなり、速度、サイズなども大幅な進化を遂げてきた。しかしながら、技術の進歩とは裏腹に、市場への導入は目論見通りには進んでいないのが現状である.市場環境の変化、コンベンショナル技術の進展など様々な要因があるものの、これまでのデジタルプリント技術の開発方向性に市場ニーズとのギャップはなかったのだろうか。デジタルプリント市場の現状と課題を踏まえ、目指すべき将来について議論したい.
  
K-3フレキシブル・プリンテッド有機エレクトロニクスの研究開発
 時任 静士 (山形大学) 
  Research and Development for Flexible and Printed Organic Electronics
 Shizuo Tokito (Yamagata University)
  
[概要] 本講演では、フレキシブル・プリンテッド有機エレクトロニクスの研究開発について我々の取り組みを中心に紹介する。まず、この分野の将来展望について述べた後に、フレキシブル有機ELディスプレイの基盤技術の開発状況について紹介する..次に、印刷技術を使った微細配線技術や有機薄膜トランジスタの作製技術およびそれらを活用したフレキシブル集積回路応用について紹介する.
  


◆ビジネスセッション ( Business Session )

『研究と事業化の間のデスバレーを乗り越えて』
Beyond the Death Valley between Research and Industrialization
BS-1メタモカラー原理の誕生からフリクションペンの事業化へ
 中筋 憲一 (株式会社パイロットコーポレーション兼パイロットインキ株式会社) 
 Birth of the Principle of METAMO COLOR into Business of FRIXION Pens
 Norikazu Nakasuji (PILOT Corporation and THE PILOT INK CO., LTD.)
  
[概要] 新たに開発した材料は、色変化と変色温度を自由自在に設計する事ができて、「変化する」という意味から「メタモカラー」と名付けました.お風呂の玩具や、ビールの飲みごろラベルなどに応用して、30年後の2005年、メタモカラーの変色温度を-20℃で発色、65℃で消色するように設計し筆記具に応用しました.それがフリクションボールです。書いた文字をペンに付いているラバーで擦ると、その摩擦熱で文字が無色になります.何回も書き消しができ、消しカスも出ない。進化した便利な筆記具です。やっと本業の筆記具に到達しました.
BS-2Amazon.com Before and After
  〜アマゾンが世にもたらしたものとそのDNA〜
 酒井 孝典 (相談ネットコム) 
 Amazon.com Before and After
  〜What Amazon.com is delivering for the world and it’s DNA〜
 Takanori Sakai (Sodan Net Com)
  
[概要]1994年にシアトルで立ちあがったアマゾン・ドット・コム.彼らがなぜ、ユーザーからの熱狂的な支持を受けるのか.どのように世界を変えていったのか.本に始まり現在では50を超える商品カテゴリーへと成長。さらに電子書籍にまで発展したアマゾンのDNAを振返ります.また今後、E-retailerがどのような進化を遂げるのか、その方向性を考えます.
BS-3米国製造立国への動き 政府主導のイノベーションからものづくり立国へ
 八木 博 (イマネット社) 
 US moves forward to Manufacturing Nation
Government leads Innovation to Manufacturing
 Hiroshi Yagi (IMAnet, Inc.)
  
[概要]米国はオバマ政権発足以降、2009年にARRAと呼ばれる米国経済再活性化のための投資法案を可決し総額78兆円規模の補正予算を組んだ.これによりエネルギー省(DOE)を中心として科学技術の振興と米国の製造立国を掲げ、再生エネルギー技術の開発と利用、省エネデバイスの開発、石油代替エネルギーの開発など積極的に推進してきている. 世界各国の競争の激しいこの基礎研究分野では「画期的技術」を伴うInnovationを支援してきている。今回は、米国政府が進めるInnovation推進の仕組みと予算の流れを紹介する. とりわけ、Chasm(死の谷)を乗り越えるために、シリコンバレーの経験を最大限活用していることも合わせてご報告する.


◆論文賞記念講演
A-6デジタルカメラ近赤外画像による植生指数推定の試み
 尾崎 敬二 (国際基督教大学)
  An Attempt to Estimate a Vegetation Index with Characteristics of Near-Infrared Images Captured by Digital Camera
 Keiji Osaki (International Christian University)
  
[概要]商用デジタルカメラによる近赤外画像を植物緑葉の活性度推定に用いる試みが行われてきた.しかし、不可視の近赤外光が取得画像の可視光赤に影響を及ぼすなら,植生指数の算出は問題となる。可視光を遮断する赤外レンズフィルタを用いて取得の近赤外画像と可視光赤の画像の画素値の差と比から正規化差分植生指数(NDVI)の分布画像を作成し,分光放射輝度計による分光反射率測定値からのNDVI値と比較した結果、両者は高い相関を示した。商用デジタルカメラにより取得の近赤外画像と可視光赤色域の画像間の演算で植物の葉の活性度把握が可能なNDVI分布画像を作成でき,環境状況把握等に有用と考えられる.

◆日本画像学会コニカミノルタ研究奨励賞講演
A-7大面積フレキシブルエレクトロニクスの開発と生体医療応用
 横田 知之,関谷 毅, 染谷 隆夫 (東京大学)
 Large-area, Flexible Electronics for Bio-medical Applications
 Tomoyuki Yokota, Tsuyoshi Sekitani, Takao Someya (University of Tokyo)
  
[概要]本発表では,ナノ電子機能性材料と印刷技術を組み合わせた大面積エレクトロニクスの開発とその将来展望について紹介する.


◆特別セッション (Topical Session )

『イメージングの新たな価値提供』
New Value Creation through Imaging
S-1画像をキーに新しいメディアのカタチを実現するClickablePaperTMサービス
 岸 秀信,池田 哲也 (株式会社リコー)
  Clickable Paper Service - Creation of New Type Media with Image Matching Technology
 Hidenobu Kishi, Tetsuya Ikeda (Ricoh Company Ltd.)
  
[概要] 紙媒体などの画像媒体を対象に小さな文字が並ぶようなテキスト部分も含め高い精度で高速に認識しその位置まで指定することが出来るリコー独自の画像マッチング技術 Ricoh Visual Search技術を活用し,リアルな情報媒体とデジタル世界を自由度高くつなぎ,新しいメディアのカタチを実現するClickable Paperサービスについて活用例を交えて紹介する.
S-2手書き情報データ入力システム「Denshi-Pen」
 長ヶ部 英資 (富士ゼロックス株式会社)
 Denshi-Pen, System to Digitize Hand-Written Information
 Eisuke Osakabe (Fuji Xerox Co., Ltd.)
  
[概要] タブレットやスマートフォンが普及した昨今においても,紙面上にペンで手書きした情報を取扱う業務は数多く存在する.手書き情報データ入力システム「Denshi-Pen」は、帳票画像に予め重ねて印刷したデジタルコード画像を専用のペンで読取り、手書きした情報のデータ入力を簡単かつ迅速にするシステムである.本方式では、Denshi-Pen内に実装したカメラでデジタルコード画像を撮影し,復号することにより、紙のIDと紙面上のペン先の位置を特定する.講演では、2011年12月に販売開始した当社のDenshi-Penのしくみ,技術上のポイント、導入例を概説する.
A-1提案型アプリケーションを実現した自動写真レイアウト技術
 國枝 寛康 (キヤノン株式会社)
 "Auto Picture Layout Technology" Realized Layout-Proposing Application
 Hiroyasu Kunieda (Canon Inc.)
  
[概要]ユーザ保有の写真枚数が膨大となっており,好適な画像を選定してレイアウトした写真作品を作成することは困難を極めている.この問題を解決するために,提案型コンセプトであるアプリケーションソフト「My Image Garden(MIG)」を市場投入し,自動で作成した写真作品をユーザに提示している.MIG向けに新規開発した,写真補正で培ったキヤノン独自の画像センシング技術を応用した自動写真レイアウト技術を紹介する.
日本画像学会(top)]  >>  [研究討論会]  >>  ICJ 2013(Technical Program)