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2010年度 画像4学会合同研究会
「新しい光源と画像再現技術」
−LED光源を中心として−
   青色LED等の開発により、照明やディスプレイへLEDを応用する事例が急速に増えている。これにより、超小型プロジェクターや広色域ディスプレイが可能となってきているが、逆に照明光源としては、分光分布の違いから、デジタルカメラやスキャナ等の色再現性や観察光源としての演色性が懸念される。
   そこで、本研究会では、LED光源を用いた照明の基礎と演色性評価、スキャナや印刷物の観察光源として利用した場合の演色性について講演をいただくと共に、広色域ディスプレイ実現の基礎となる多原色による色再現と超小型プロジェクターについて講演をいただき、LED等の新光源が今後の画像再現や、カラー再現・演色性に与える影響を概観し、光源系、照明系の進展について議論できる場を提供することとした。
●開催日時: 2010年12月15日(水) 13:00〜17:30
●場   所: 日本印刷会館 2F 会議室(〒104-0041東京都中央区新富1-16-8)
(地下鉄有楽町線 新富町駅、地下鉄日比谷線・JR線八丁堀駅)
●参 加 費: 共催学会会員5,000円、学生 3,000円、会員外 7,000円
*参加費は当日会場でお支払いください。
共催学会会員の方は会員証等を、学生の方は学生会員証または学生証をご提示ください。
●申込方法: 件名に 「12/15 画像4学会研究会参加申込」 と書いて、氏名、所属、連絡先(e-mail)、所属学会会員の有無を記入して、日本画像学会事務局(event@isj-imaging.org) まで E-mail または FAX でお申し込みください。
●主   催: (一社)日本画像学会(幹事学会)、(一社)画像電子学会、(社)日本写真学会、(社)日本印刷学会
問合せ先: 〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5 東京工芸大学内
日本画像学会事務局
TEL:03-3373-9576   FAX:03-3372-4414




プログラム
※事情によりプログラムまたは講師を変更する場合があります。
   

13:00-13:05 開会挨拶
13:05-13:50 「LED照明と演色性」
東芝ライテック梶@小谷 朋子
 LEDランプやLED照明器具の一般的な特徴・構造などについて既存光源との違いを比較し、色の見えについて現行のCIEおよびJISの演色性評価方法の説明と、演色性評価方法を改正しようとする国際的な動向について紹介する。
13:50-14:35 「白色LED光源を用いたカラースキャナーの技術開発」
富士ゼロックスアドバンストテクノロジー 竹内 英夫、野田 聡
 富士ゼロックス(株)の新商品ApeosPort-IV、DocuCentre-IVは、省エネルギー化と使いやすさの両立を目指したオフィス向けフルカラー複合機である。その新技術の一つとして、富士ゼロックス(株)としては初めてスキャナー部の光源に白色LEDを採用したが、明るさのムラと色のばらつきを抑える事が大きな課題であった。そこで光を均一分散させる光学部材と、色補正画像処理技術の開発を行い、この課題を克服した。その結果、従来に対し約1/3の電力で1.5倍の明るさを得て、画質劣化の少ない毎分70枚の高速スキャンを実現した。
14:35-15:20 「画像の色評価用光源としてのLED利用と色再現への影響」
凸版印刷梶@ 三橋 徹
 画像の色は再現メディアが反射物であるか発光体であるかに関わらず照明の影響を受ける。従って製版・印刷の分野では画像を評価するための推奨条件が決められている。照明光はCIE昼光D50とされており現状では蛍光ランプが主に用いられているが、近年では新しい照明としてLEDの可能性も注目されている。ここでは画像の色評価用光源としてのLED利用の可能性と実現のための課題を、その諸特性と導入する立場から検証する。
(休憩) 15:20-15:35
15:35-16:20 「多原色ディスプレイの広色再現技術 -印刷物と多原色ディスプレイの色再現性比較- 」
シャープ梶@  冨沢 一成
 ディスプレイの広色域化を実現させる多原色技術について紹介します。本多原色ディスプレイ開発は本来ディスプレイに求められる理想の色再現性能を追求した結果であり、近年の技術革新により実現可能となりました。また、4原色ディスプレイと印刷の色再現をL*a*b*色空間で比較を行なうことにより、それぞれの色再現の特徴について考察します。
16:20-17:05 「LED光源超小型プロジェクターを搭載したデジタルカメラ」 
潟jコン   後藤 孝夫
 我々は世界で初めて超小型プロジェクターを内蔵したデジタルカメラ「COOLPIX S1000pj」と更に機能・性能を向上させた「COOLPIX S1100pj」を発売した。本製品に搭載されたプロジェクターでは、その光源に白色LEDを使用しており、製品の小型化・投映性能の確保におけるキーパーツとなっている。 講演ではプロジェクター光学技術、小型化技術、安全性への取り組みについて紹介する。
17:05-17:25 質疑応答
17:25-17:30 閉会挨拶

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