English_version ISJ, 日本画像学会, The Imaging Society of Japan
【会長メッセージ】

佐藤 利文
      
【会長への就任にあたって】
(日本画像学会誌、Vol.59, No.4(2020) 「巻頭言」として掲載)
sato
    日頃より日本画像学会の活動にご支援を賜り,大変ありがとうございます.2020 年4 月に面谷信前会長の後任として会長職に就かせていただきました。
    2020 年は年明け早々から新型コロナウィルス(COVID-19)の影響を受けて、徐々に社会活動全般が制限され始め、現在でも混乱を極めております。企業においては、会議がWeb 会議ツールで実施されるようになり、情報共有や共同作業もオンラインでできることが明らかになって、働き方改革で始まった在宅勤務、テレワークが進んでいます。大学では否応なしに遠隔授業が進められています。日常を取り戻すには、まだまだ時間がかかることが予想されますが、この難局を乗り越えていかねばなりません。
    この様な状況の中で、本学会ではオンライン化WG を立ち上げ、各種活動のオンライン化を検討し、すでに一部実施しております。詳細につきましては、学会ホームページ等を通じてご案内させていただきます。
    このコロナ禍の中で、6 月26 日に2020 年度定時総会が開催され、新しい役員体制がスタートしました。総会はオンライン開催となり、必要最小限のメンバーが現地で対応して進めました。総会後の表彰式もオンライン開催となりました。受賞された皆様、本当におめでとうございます。いずれも顕著な業績によるものであり、これまでの活動への感謝とお祝いを申し上げます。
    日本画像学会は、1958 年(昭和33 年)に電子写真学会として発足し、創立40 周年を迎える1998 年(平成10 年)に現在の名称に変更するとともに、取り扱う技術領域をデジタル画像技術にも広げ、発展拡大しています。さらに2010 年(平成22 年)に法人設立登記を行い「一般社団法人日本画像学会」として新たに出発しました。私が当時の平倉浩治会長の下で、前任の富樫光夫理事の後を引き継いで法人化検討委員長を拝命し、法人化の諸作業をしたのが早いもので10 年以上前になります。一般社団法人としての重みを実感したのがこの時でした。
    2018 年(平成30 年)には創立60 周年を迎え、複写機遺産、記念シンポジウム、記念出版等の事業を実施しています。定款には「画像に関わる学問・技術を研究し、知識を交換し、その発展を図り、学術及び科学技術の振興に寄与することを目的とする。」と明確に記されています。
    DX(Digital transformation)が進む社会の中で、画像分野の変革も著しく、学際領域を含めた新規技術領域への取組みを進めていかなければなりません。それを実現するためには、人材育成や人的資源の利活用が必要不可欠です。多くの会員の皆様に学会に積極的に関わっていただき、また学会の活性化を図るべく各種事業を展開してまいります。
    さらに本学会主催の事業だけでなく、国内外の関連学会との連携、2014 年に設立した画像関連学会連合会(日本写真学会、日本印刷学会、画像電子学会、日本画像学会)での取り組みを通じて画像技術の発展に寄与させていただきたいと思います。日本画像学会は、会員の皆様とともに発展していきたいと願っておりますので、学会活動に関し、皆様からの忌憚のないご意見やご助言、ご提案を頂戴したいと思います。今後とも、変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。


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